日焼け肌、どうする!?効果的なパックのしかた
2018.08.10
「きちんと日焼け止めを塗ったはずなのに肌がヒリヒリしてきた!」「想定外の時間外にいて、日焼けしちゃった…」なんて経験はないでしょうか。
日焼けが肌の老化につながることは分かっていても、レジャーなどでは思いっきりはしゃいで楽しみたいものです。
日焼けがイヤで好きなことができないという考え方は、視野が狭くなりつまらない気がします。
もし、日焼けをしてしまっても、きちんとした対処法が分かっていれば、焦らずにいられますよね。
今回は、日焼け後のパックの効果やその方法について見ていきましょう。
日焼けした後、パックはしていいの?
日焼けした後のパックは、刺激になってよくないのか、むしろ良いことなのか悩みますよね。
やはり、パックの種類によっては避けるべきもの、逆効果なものがあります。
しかし日焼け後の肌に合う方法なら、パックはした方が良いんです。
日焼けした肌ってこんな状態!
日焼けした!と慌てる時の肌って、赤くなったりヒリヒリしたりしていますよね。
これは、肌がヤケドしている状態です。
火照ったような熱を持つため、いつものお肌とは違ってきます。
そして、日焼け直後の肌はダメージを受けていますから、うるおいを保つ力が弱くなったり、刺激に敏感で、いつも以上に注意しなければなりません。
日焼けした後、どうしたらいいの?
日焼けをしてしまったら、適切に対策することで、後のダメージを最小限に抑えることができます。
日焼け後にスキンケアをきちんとすることは、数年後のシミやシワ、たるみを抑えることにつながります。
日焼けしたらまず冷やす
まずは、ほてりを抑えることが大切で、濡れたタオルや保冷剤にタオルを巻いたものなどで冷やしましょう。
濡れたタオルはこまめにとりかえながら、摩擦を与えないように優しく行いましょう。
また、肌がほてった状態で、熱を持っていると、水分は蒸発しやすくなります。
ですから、できるだけほてりを抑えて、うるおいが保てるようにするのも大切です。
肌がヒリヒリとして痛いようなら、冷やして改善するか様子を見てみましょう。
早く冷やしたいからといって、保冷剤や氷を直にあてるのはNGです。
保湿をする
日焼けした肌は、熱により水分が蒸発しやすく、うるおいを保つ力が落ちます。
そのため、いつもよりも保湿が大切です。
肌が日焼けすると、乾燥しやすいだけではなく、刺激にも敏感になるため、化粧水などは刺激の少ないものを選びましょう。
できれば、冷蔵庫で冷やしておいた化粧水を使うのがおすすめです。
敏感肌用のものや、赤ちゃんでも使えるものがおすすめです。
日焼け用ローションはどうなの?
ドラッグストアなどでは、日焼け肌用のローションも購入できます。
日焼け肌用とあって、ミントなどの清涼感あるものが多く、敏感な肌でも使いやすい内容になっています。
しかし、日焼け肌用のローションは、クールダウンを目的としたものも多いため、保湿面では不十分なこともあります。
保湿力のある日焼け用ローションを選び、肌のクールダウンと保湿の両方ができるものがおすすめです。
また、肌のクールダウンは冷タオルや保冷剤でも代用でき、刺激の少ない化粧水が家にあれば十分に代用できます。
保湿するならコットンパック!
日焼けした肌は冷やして、保湿することが大切です。
保湿は特に大切で、
コットンパックのやりかた
コットンパックをするために、準備するものは敏感肌用などの刺激の少ない化粧水と、コットンだけです。
コットンに化粧水をひたひたに浸し、肌に乗せます。
そのまま5分程度、肌に乗せたままにするだけです。
この時のコツは、コットンに十分化粧水を染み込ませることです。
節約せずに、コットン全体が潤ってジュワッとなる状態にまで染み込ませましょう。
コットンパックの注意点
「コットンパックって5分でいいの?」「もっと保湿したいからコットンが少し乾くまで置いておこう」と思う人は多いと思います。
しかし、長時間コットンを肌に乗せておくと、コットンが肌の水分を奪うようになり、かえって逆効果となってしまいます。
化粧水の種類によっては、5分でも長すぎる場合があります。
サラサラした化粧水は、乾きやすいため、5分以内で終わらせた方がいいこともあります。
終わり時がわからないかたは、こまめにコットンに化粧水を補給しながら5分間行いましょう。
トロトロした化粧水は、サラサラした化粧水に比べて乾きにくいため、コットンパックに向いています。
保湿したらフタをする!
コットンパックでしっかり保湿できたら、せっかく補った水分がすぐに蒸発してしまわないよう、フタすることも大切です。
低刺激の乳液やクリーム、ワセリンなどを塗りましょう。
日焼け肌に向かない化粧水
日焼け肌にパックはよくない、と聞いたことがあるかたもいるかもしれません。
これは、使う化粧水やパックの種類によっては、日焼け肌に向かないものもあるためです。
一般的に販売されているシートパックの多くは、ビタミンが補えるものや、美白効果につながるものです。
日焼け肌は敏感なため、ビタミンCが含まれているものや美白成分が含まれているものは刺激が強すぎる場合があります。
そのため、日焼け肌にパックは良くないと言われることがあります。
ビタミンCや美白成分が含まれていない、刺激の少ないタイプの化粧水であれば、パックしても大丈夫で、保湿のためには良い方法です。
キュウリパックの効果は?
キュウリパックは、昔ながらの美容法です。
キュウリを輪切りにして、肌に乗せるパックのことなのですが、キュウリは身体を冷やす食べ物のため、日焼け肌にも良いと信じられてきました。
日焼け後の肌は敏感なため、食材を使ったパックは少し刺激が強すぎる場合もあります。
そのため、敏感肌用の化粧水を使った方が無難といえるでしょう。
日焼け肌の保湿のための注意点
これまでにあったように、日焼け直後の肌には刺激が強い化粧水の使用はNGです。
そのほかにも、化粧水をパッティングして補うのも控えましょう。
日焼け直後の肌は非常にデリケートです。
パッティングによる摩擦で、肌がさらに傷つく原因につながります。
肌の状態が落ち着いたら…?
日焼け直後の肌には、美白成分の入った化粧水はNGだとお伝えしました。
しかし、美白のためのケアはとても大切です。
肌がヒリヒリしなくなったなど、落ち着いた段階ですぐに美白対策を始めましょう。
日焼け肌のケア中の過ごし方
肌が赤い状態は、しばらく続きますよね。
次第に、薄い皮がめくれてきたりすることもあるかもしれません。
皮がめくれると、見た目にはあまり美しくないため、無理矢理めくってしまいがちですが、それはやめましょう。
また、敏感になっている肌を守るために、できるだけお化粧や日やけ止めは使わない、という人もいますよね。
確かに、刺激が強いものは避けた方がいいのですが、これ以上の日焼けを防ぐことも大切です。
ですから、外出時には可能な限り日焼け止めを塗りましょう。
赤ちゃんでも使える日焼け止めや、敏感肌用のものを選びましょう。
こまめに塗り直したり、日傘や帽子、長手袋などで直射日光から肌を守るよう心がけましょう。
そして、日焼け止めの後は、お風呂で丁寧に優しく洗い流して、保湿しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日焼け直後の肌のケア方法についてご紹介しました。
敏感肌用や赤ちゃんでも使えるような、低刺激の化粧水を染み込ませたコットンパックがおすすめです。
「日焼けした!」と思ったら、早めに冷やす、保湿することが肝心です。
そして、肌の調子が落ち着いたら、美白成分のある化粧水やクリームなどに切り替えて、美白ケアを行うことも大切です。
赤みがひかない、ヒリヒリがひかない、水ぶくれができた、痛みが続くなどあれば、皮膚科でみてもらいましょう。
一番やってはいけないのが、放っておくことです。
日々の紫外線ケアに気をつけ、日焼けしてしまった場合には、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね!