ピュアホワイトは日焼け対策に使える?成分と口コミをご紹介!
2018.10.03
海外では、日焼け止めをサプリでも対策することが定番の国もあるそうです。
日本では最近注目を集めるようになりました。
ピュアホワイトは、資生堂が販売しているサプリメントですが、インターネット上では飲む日焼け止めとして紹介されていることもあります。
今回は、ピュアホワイトの成分や使用した人の口コミを参考に、その効果についてどこまで期待できるのか見ていきましょう。
ピュアホワイトってどんなもの?
出典 : https://www.shiseido.co.jp/pure_white/
ピュアホワイトは、資生堂が販売しているサプリメントで、1998年より販売されているという、長い歴史があります。
美白サプリメントとして広く知られており、興味を持つかたは多いです。
その他にも、インターネットでも飲む日焼け止めの商品紹介や美白サプリメントの紹介記事でよく見かけます。
ピュアホワイトは、1998年に販売開始となり、2016年には自然由来の原料を使ったものにリニューアルしました。
リニューアル前より愛用しているかたも多いようです。
ピュアホワイトはドリンクタイプとタブレットタイプの2種類があります。
ドリンクタイプは1日1本、タブレットタイプは1日8粒が摂取量の目安です。
美容のためのドリンクは多数ありますが、飲む日焼け止めにも役立つドリンクは珍しいですね。
ドリンクタイプはノンカフェインで保存料無添加です。
タブレットタイプは、1日8粒が摂取量の目安ですが、特に飲むタイミングについては指定されていません。
ただ、なるべく同じ時間に飲むと良いとされています。
8粒はかなり多いため、2回~3回に分けて飲んでいるというかたが多いです。
ピュアホワイトの成分は?
ピュアホワイトの主成分は、クコの実エキスです。
クコの実エキスは、強烈な紫外線が注ぐ過酷な環境から自らを守るために真っ赤に熟す実です。
スーパフルーツや漢方の素材としても使われています。
その他に、アブラ椰子オイルやライチ種子エキス、はと麦エキス、菊花エキスなどが含まれています。
クコの実エキスは、紫外線を浴びた肌がダメージを受けてすぐに出やすい症状を軽減するとされています。
日焼けしてすぐに出る症状といえば、赤みや火照り、ヒリヒリ感、炎症、肌が黒くなる、シミの発生などが代表的です。
目に見えない肌の奥深いところでは、肌細胞がダメージを負っていることもあります。
こうした症状の軽減にもつながるため、飲む日焼け止め対策として注目が集まっているようです。
クコの実ってそんなに美容に役立つの?
クコの実ってどんなものかご存じですか?
イメージしやすいのは、杏仁豆腐の上に乗っている赤い実だと思います。
クコの実は、東洋医学では古くから使われています。
それ以外でも、欧米では近年スーパーフルーツとして注目を集めており、ゴジベリーの名で知られています。
クコの実には、たくさんの魅力的な特徴があります。
活性酸素を取り除く
活性酸素は、肌細胞を酸化させてシワやたるみを引き起こすため、美肌に大敵です。
日焼けをすると、紫外線から肌を守るために活性酸素がたくさん作られてしまいます。
クコの実は、この活性酸素を除去する力が高いことで知られています。
ビタミンP類が豊富
ビタミンPはなかなか耳にする機会はありませんが、血の巡りをよくしてくれると言われています。
血行不良は、くすみやシミの原因の一つとも言われているため、血の巡りをよくすることは美肌作りにもつながります。
日焼けによるダメージに作用する
日焼け後に起こりがちな肌の赤みやヒリヒリ感などを防ぐと言われています。
その他の成分にも注目!
ピュアホワイトには、クコの実エキスだけではなく、東洋を代表する様々な美容成分が含まれています。
ライチエキス
ライチは、果物として約3,000年前から食べられていると言われています。
かつて楊貴妃も愛していたフルーツとして知られています。
ライチは、葉酸やポリフェノールが豊富なことから、血を養うフルーツとも言われています。
また、肌の弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンが分解されるのを防いだり、シミの原因にもなるメラニンの生成を抑制するとも言われています。
アブラ椰子オイル
アブラ椰子の果実から抽出されています。
ビタミンEの一種であるトリトリエノールが豊富で、強い抗酸化力を持つことから、活性酸素やメラニンの生成を抑えてくれます。
はと麦エキス
ビタミンB群やナイアシンが多く含まれていて、血流やリンパの流れを良くすることで肌の生まれ変わりを助けてくれます。
肌の生まれ変わりはターンオーバーと言われ、古い角質は垢となり剥がれ落ち、新しい肌ができるサイクルのことを表します。
このターンオーバーが日焼けや加齢、ストレス、生活習慣などによって乱れると、シミができやすくなってしまいます。
また、はと麦エキスはイネ科の種子が持つアミノ酸も豊富です。
アミノ酸は肌の天然保湿成分なので、保湿効果も高まることが期待されています。
菊花エキス
菊の花から抽出されたエキスです。
菊の花にはフラボノイドが多く含まれており、古くから東洋医学でも使われています。
ピュアホワイトの口コミってどう?
ピュアホワイトの口コミを見ると、リニューアル前からの愛用者が多いことが伺えます。
その一方で、短期間で使用を止めたかたもいるようです。
まずは、良いとする意見の一部を見ていきましょう。
「肌のキメが整って、透明感がアップしたため、安い基礎化粧品に変えることができた」
「美白や日焼け止めとしての効果はまだわからないが、ニキビの数が減った」
「何も飲まない時と比べたら、日焼けのダメージが少ない気がする」
「飲み続けていると、シミの数が減った気がする」
など、肌の状態が整い美肌につながったという印象を持つかたが多いようです。
たくさんの肯定的な意見がある中、一部の意見として参考にしたい内容のものも見ていきましょう。
「日焼けは確実にする、日焼けが防げるという効果は感じられない」
「劇的に何かが変わったという実感が得られにくい」
「効果がわかりにくい反面価格が高い」
などの意見もあるようです。
使用者の多くは日焼け対策ではなく、美肌つくりを目的に購入する場合が多そうですね。
ただ、口コミは人によって、飲み続けている期間や日焼けするシチュエーション、紫外線を浴びる時間は異なります。そのため、口コミだけを見て判断することは難しいでしょう。
飲む日焼け止めを探したいなら…
一般的な飲む日焼け止めの主成分は、フェーンブロック(PLエキスなどと記載されることもある)やニュートロックスサンが主流です。
日本製の飲む日焼け止めにはニュートロックスサン、海外製の飲む日焼け止めにはフェーンブロックが多く用いられる傾向にあります。
フェーンブロックやニュートロックスサンは、日焼けした肌の炎症を抑えてダメージを少なくする効果が期待されています。
ピュアホワイトの主成分とは違いますが、どれも紫外線そのものをブロックする効果はありません。
ポイントは、塗る日焼け止めとの違いで、塗る日焼け止めは肌が紫外線を浴びないようにブロックします。
飲む日焼け止めの場合、紫外線を浴びた肌のダメージを少なくするように働きます。
そのため、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めは両方活用するのが望ましいとされています。
ピュアホワイトも、クコの実エキスが日焼け後のダメージを軽減するとされています。
ピュアホワイト以外の飲む日焼け止めも、すべての紫外線によるダメージは抑えることができないため、やはり紫外線対策としては塗る日焼け止めとセットにして活用するのがおすすめです。
ピュアホワイトはどんな人におすすめ?
ピュアホワイトの公式サイトを見てみると、美容成分を配合したサプリメントとなっています。
他の飲む日焼け止めのように、日焼けに対する影響は触れられていません。
ですから、日焼け止めというより、日々の美肌つくりに役立ちそうなアイテムを探したい人におすすめです。
紫外線対策をしたい人には!
紫外線対策をメインに考えたいかたは、日焼けに特化した製品と、塗る日焼け止めの両方を使用することをおすすめします。
塗る日焼け止めは、紫外線を肌に浴びることを防ぐことができます。
しかし、汗や皮脂で流れたり、塗りムラによって日焼けしてしまうこともあります。
そういった点は飲む日焼け止めでカバーすると、浴びた紫外線から受けるダメージを減らすため、日焼けの症状やシミ、そばかすの対策につながります。
塗る日焼け止めには多くの種類があり、肌ざわりや使用感も違います。
PA値やSPF値の大きいものは、汗に強くレジャーなど長時間の外出時に向いています。しかし、短時間の外出の時にはそんなに強いものを使う必要はありません。
このように、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めを上手に活用し、季節や天候、外出時間に合わせて使い分けることがポイントです。
飲む日焼け止めにも、いくつかの種類があります。
製品によって、飲み続けた方が効果的なものやピンポイントで飲むものなど様々です。
これから使用を検討する場合は、いくつかの製品を見比べて自分に合ったものを選びましょう。
さらに美肌に近づきたいかたは、ピュアホワイトをプラスしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ピュアホワイトの成分や口コミについて見てきました。
ピュアホワイトは美容成分を配合したサプリメントですから、日焼け対策は別でしっかりする必要があります。
日焼け止めの種類はとても豊富で、紫外線対策の方法も様々です。
ぜひ自分に合った方法で肌を守っていきましょう。