市販の日焼けに効く薬とは?効果的に治療可能な市販薬を紹介!
2019.02.01
市販で購入することができる日焼けに効く薬はないのかとお探しではありませんか?
夏などにひどい日焼けで肌が真っ赤になってしまった場合は、冷やしても痛みが引けないため、薬に頼りたくなってしまいますよね。
そこで今回の記事では、市販で購入することができる日焼けに効く薬について紹介します。
日焼けに効く薬とは?
日焼けは火傷(やけど)の一種で、火傷には1~3度までの段階があります。
軽い日焼け程度あれば市販薬などで治すことが可能ですが、3度近くの火傷となると病院での医師による治療や処置が必要となります。
今回の記事で紹介するのは、一般的な日焼け、1度程度のやけどに効く市販薬について紹介します。
オロナインH軟膏
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オロナインH軟膏は60年以上のロングセラー商品で、吹き出物、軽い切り傷やしもやけ、水虫、たむしや軽症のやけどなどの症状を抑え痛みやかゆみを抑えるなど幅広い皮膚疾患の治療に使うことができる市販薬です。
皮膚用抗菌軟膏剤ではありますが、ステロイド軟膏のような強い薬ではなく、防腐剤も使用されていないので、小さな子からお年寄りの方まで安心して使うことができます。
有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)10mgが軽いやけどや日焼けなどの皮膚疾患にしっかりと作用し効果的に症状を治してくれます。
ベトネベートN軟膏AS
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ベトネベートN軟膏ASは、指定第2類医薬品で皮膚疾患治療薬として使用することができます。
日焼け程度の軽いヤケドから、湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましんなどに幅広く使うことができます。
また、軽度の化膿を伴う火傷にも効果的です。
ベトネベートN軟膏ASには、ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が配合されているのでかぶれや皮膚の炎症に優れた効き目を発揮します。
パンパス軟膏
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パンパス軟膏は、第2類医薬品で炎症を起こした日やけ、やけどを効果的に治療するのに役立ちます。
有効成分の酸化亜鉛が炎症を抑えながらしっかりと保護し、フェノールやイソプロピルメチルフェノールが殺菌・消毒、化膿を防ぎながら、サリチル酸が角質軟化し、ヨークレシチンが血行を良くするので、治りを早める効果が期待できます。
日やけ、やけど、きりきず、すりきず、しもやけ、ひび、あかぎれ、かぶれ、ただれ、よう、ちょう、くさ、痔などさまざまな症状に役立つ市販薬です。
ドルマイシン軟膏
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ドルマイシン軟膏は、第2類医薬品で、外傷・火傷等の化膿予防及び治療などに役立つ薬です。
他にも膿痂疹(とびひ)、セツ(せつ)、癰(よう)、疔(ちょう)、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮膚疾患、化膿症、伝染性皮膚炎、皮膚潰瘍などにも効果的です。
ドルマイシン軟膏には、殺菌作用をもつ両抗生物質を配合されているので、グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん、一般外部疾患の感染予防並びに治療にも効果を発揮する皮膚疾患治療剤です。
クラシエ紫雲膏
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クラシエ紫雲膏は、1984年に発売された第2類医薬品です。
5種類の生薬のみで作られている低刺激性の軟膏で、肉芽形成(傷ついた皮膚の再生)を促進し、患部の治癒を早め、皮膚をなめらかにする特徴があります。
ひび、あかぎれ、しもやけ、外傷、火傷(やけど)などに効果を発揮する市販薬です。
アッチQQ
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アッチQQは、第2類医薬品で、3つの有効成分を含む「シャーベット」が、やけどによる潮紅を冷やして治す特徴があります。
局所収れん・保護剤「酸化亜鉛」が配合されているので、やけどなどの炎症を鎮める効果もあります。
また、殺菌剤「イソプロピルメチルフェノール」が患部を殺菌し、局所麻酔剤「リドカイン」がやけどなどのヒリヒリした痛みを和らげる効果があります。
やけどによる潮紅の他にも、湿疹・皮ふ炎、かぶれ、あせも、ただれなどに効果的です。
キップパイロール−Hi
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キップパイロール−Hiも古くから軽度のやけどや日焼け、切り傷の家庭薬として愛用されている第2類医薬品の軟膏剤です。
配合されている3種類の殺菌有効成分(イソプロピルメチルフェノール、フェノール、サリチル酸)が殺菌力を高め、軟膏基剤は有効成分と配合バランスが良く、切傷、軽度のやけどなどに高い効果を発揮してくれます。
アウトドアや家庭の常備薬に最適なこの薬は、軽度の火傷から切傷、すり傷、ひび、
あかぎれ、かみそりまけ、日やけ、雪やけによる炎症など幅広く利用することができます。
HPクリーム
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HPクリームも日焼けによる炎症に効果的な第2類医薬品です。
保湿・抗炎症・血行促進作用を持つ「ヘパリン類似物質」が、ドライスキンに優れた保湿力を発揮し、皮ふをなめらかな状態にする効果があります。
また、HPクリームには、保湿することで、肌の防御機能を高め、異物の侵入を防ぐ効果や炎症により見た目が気になる荒れた皮ふ症状を鎮め、正常な状態へ導く効果、血流をよくすることで、皮ふの再生を促進する効果が期待できます。
皮膚科での日焼け(やけど)治療薬
自分ではどの程度のやけどレベルなのは判断しにくいような場合は、速やかに皮膚科で見てもらうことが大切です。
皮膚科では、レベルに応じて適切な治療を行ってくれます。
一般的に日焼けや火傷の治療に用いられる薬は、「リンデロン軟膏」や「トプシムスプレー」などのステロイド外用薬やNSAIDs(ノンステロイドの消炎鎮痛剤)外用薬、「ロキソニン」などの痛み止めの内服薬などが処方されます。
ひどい日焼けを防ぐには?
普通に日常生活を過ごすうえで、水膨れになってしまうようなひどい日焼けをすることはほとんどありませんが、夏の炎天下、海やプール、アウトレジャーなどを楽しむ場合は注意が必要です。
日焼け止めをしっかりと顔から身体全体に塗るようにしてしっかりと対策ケアをする必要があります。
また、日焼けが予想されるような場所へ行くような場合は、事前に飲む日焼け止めなどのサプリを活用し、体の内側から日焼け対策をしておくと効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、市販で購入することができる日焼けに効く薬について紹介してきました。
日焼けの症状によっては、皮膚科での適切な治療が必要ですが、軽度のやけど程度なら今回紹介した市販薬で治療をすることができます。
また、このような日焼けの症状にならない為にも、普段から飲む日焼け止めなどを活用して、体の内側から日焼けに強い体作りをすることをおすすめします。