紫外線吸収剤はお肌にとって危ない?お肌の老化の原因にも!正しい知識と日焼け止めの選び方3つのポイントとは?

2018.07.14

日焼け止めを塗る女性

ジリジリ迫る強烈な紫外線からお肌を守るマストアイテムの日焼け止め。

しかし!この日焼け止めには意外な

「落とし穴」があったのです。

日焼け止めが、お肌を老け顔にしてしまっているかもしれません!

意外と日焼け止めの正しい知識を知っている方は少ないのかもしれません。  

日焼け止めは実は危険?紫外線吸収剤という存在!

腕にクリームを塗る人
早速ですが、今自分が使っている日焼け止めに「紫外線吸収剤」が入っていませんか?この紫外線吸収剤は、その名前の通り、皮膚の表面で紫外線を吸収して化学反応を起こして、紫外線を放出する効果のある成分です。

化学合成された成分で、紫外線を浴びて化学反応を起こして発生する物質が、肌にとって危険といわれているのです。

特に肌が弱い方は日焼け止めを塗り、紫外線を浴びたときに肌がチクチクしたり、痛みを感じたり、赤みや湿疹といったお肌のトラブルを感じてしまい、お肌を守るはずが、お肌ダメージを与えてしまい老け顔を進行させてしまっている可能性があるかもしれません!

紫外線吸収剤は効果が高い分、肌への負担が多く、アレルギー反応が出やすいとも言われています。さらに紫外線吸収剤を製品になじませるために多くの添加物を使用していることもあるのでお肌にとって悪影響なものもあるようです。

紫外線吸収剤よりも肌に優しい成分があるって本当?

オイルを手に取る
せっかくお肌をキレイに保つために塗っているのが、逆に害になっているのはなんとも悔しいですよね・・。

そこで、お肌に優しく紫外線をカット出来る成分が「紫外線散乱剤」というものです。この紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を吸収するのではなく、跳ね返すことで、紫外線が肌に当たってしまうのを防ぎます。

紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤とは違い「天然成分」なので、比較的安心できます。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のメリットとデメリットを知っておこう

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を比べたとき、断然お肌のことを考えたら紫外線散乱剤でしょ!と考える人もいるかもしれません。しかし両方にメリットやデメリットがあるので、状況によって紫外線対策を変えるのがおすすめです。

●紫外線吸収剤

メリット デメリット

  • 透明なので白浮きしない
  • 塗り心地がサラサラしていてストレスなく使える
  • 汗に強く落ちにくい
  • 化学反応によって効果が薄まるので、3時間おきくらいに塗り直しが必要
  • お肌の負担になり、トラブルが起こってしまうことも

●紫外線散乱剤

メリット デメリット

  • 天然成分なのでお肌に優しく、赤ちゃんにも安心して使用できる
  • 白浮きしてしまうものもある
  • 汗に弱く、こまめな塗り直しが必要

それぞれのメリットとデメリットをあげてみました。
紫外線吸収剤は、汗に強いというメリットがあります。
反対に、紫外線散乱剤は、汗をかいたらすぐ流れてしまうのか・・・というと、そういうわけではありません!

普段生活する分にはすぐには落ちないのですが、手を洗ったり運動をして汗をかくと落ちてしまうので注意が必要です。さらに白浮きに関しては、白浮き対策商品が出てきているのでそういった商品を探してみると良いと思います。

というわけで敏感肌の人が選ぶなら紫外線散乱剤がおすすめと言えそうです。

失敗しない!お肌に優しい日焼け止めの選び方を知っておこう!

肌を触る女性
日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤はお肌にダメージを与えてしまう可能性があるとお伝えしました。

ただ、敏感肌の人は単純に紫外線散乱剤を使っているものならなんでも良いわけではありません。

敏感肌のための3つのポイント!

①意外に厄介な添加物!添加物フリーのものを

紫外線散乱剤のものを選んでも、パラペンや界面活性剤など添加物を含んでいる場合、この添加物がお肌に刺激になることがあるので、添加物が少なめのものを選びましょう。

製品に界面活性剤フリー、着色料フリーなど記載しているものを選ぶと良いです。

②数値選びに気をつけて!数値は低いものを

日焼け止めは数値が高ければ高いほど効果はありますが、高いほどお肌に負担になるということ。日常生活では、数値が低いものでも充分なので数値が低いものを選びましょう。

③低刺激・敏感肌用のものを

低刺激や敏感肌用の日焼け止めには、紫外線散乱剤を使用していて、かつ添加物が入っていないものが多いです。
赤ちゃん用や、低刺激、敏感肌と書いてあるもの選びましょう。

紫外線吸収剤はお肌に危険!選ぶなら紫外線散乱剤と添加物フリーのものを!

日焼け止めを持つ女の子
敏感肌の人にとっては、紫外線吸収剤は化学合成成分なので刺激となり肌トラブルを起こす可能性が高まります。

日焼け止めを選ぶときは、紫外線散乱剤かつ添加物フリーの低刺激のものを選ぶことがポイントです。しかし、近年では紫外線吸収剤も進化していて、紫外線吸収剤をカプセルに閉じ込めて肌に直接触れないという日焼け止めも開発されているようです。
日焼け止めにかぶれやすい人は、一度自分の日焼け止めのチェックをしてみましょう!