日焼け止めと下地の関係を知り効率よく紫外線を防止しよう

2018.05.23

日焼け 日差し

夏だけではなく年中肌にダメージを与える紫外線が降り注いでいます。

毎日使う化粧品のなかでもに日焼け止めの機能のある下地を使うと便利ですよね。

ただ、日焼け止めと下地の違いがわからなかったり、とりあえずなんとなく済ませている人も多いと思います。

今回は、日焼け止めと下地の関係について説明していきます。

日焼け止めと下地の基本

日焼け 下地

それぞれに目的があります。

日焼け止めは紫外線から肌が浅黒くなったり、シミやシワたるみなどの原因になることを防ぐ役割があります。

化粧下地は肌を滑らかにしてメイクを整えたり、毛穴を見えにくくしたり、そこから出る皮脂を抑える役割があります。

ここで問題になってくるのが、どちらを先にするべきか?だと思います。しかし、更にその前にするべきことがあったのです。

最初にスキンケアをする

まずするべきことはスキンケアになります。

化粧水を使ってしっかり保湿をしましょう。

また化粧水だけではなく、美容液、肌に浸透した保湿を閉じ込める乳液やクリームを使ってしっかり保湿してあげるのがおすすめです。

最近はオールインワンのスキンケア製品もあります。そのような製品を使うことによって忙しい朝でもしっかりスキンケアを行うことができます。

保湿を高めることで紫外線対策になる

ではなぜスキンケアが大切なのでしょうか。

日焼けは、紫外線からの刺激に対する防御反応としてメラニンが生成されて起きる現象です。

ヒリヒリや水ぶくれ、皮むけも同じ理由で起きます。

うるおいがしっかりとある肌は、防御反応が高い状態なので紫外線にも強いことを意味しています。

だからといってスキンケアだけで紫外線に立ち向かうことはできません。そこで次に必要になるのが日焼け止め製品です。

その後に日焼け止めを使い化粧下地に移る

スキンケアで保湿を補い、その後に日焼け止め製品を塗ります。

クリームやジェル・乳液などありますので、その種類とお好みのテクスチャーで使ってください。

保湿が浸透してからの方が肌に馴染みやすいです。

その後化粧下地へと移ります。

ここも日焼け止めがしっかり馴染んでいないと、下地をうまく塗ることができなくなります。

日焼け止め製品によっては、白いカスがボロボロと剥がれ落ちることもあったり、白浮きの原因になりますので、馴染んでから下地を塗りましょう。

クリームや乳液などが使いやすいです。

その後ファンデーション、そしてポイントメイクと進めていきます。

化粧下地そのものに日焼け止め効果がある製品も

最近の傾向として、化粧下地の製品そのものに日焼け止め防止の成分が配合されていることがあります。

そうなると行程を省略することができますので、メイクも楽に行うことができきますよね。

下地は肌色に馴染む製品、肌状態にあったものを選ぶ必要がありますが、毎日のメイク時間を短縮することができます。

でもやっぱり両方使うのがおすすめ

日焼け止めの性能を持つ下地製品であったとしても、化粧下地にかわりありません。

それほど日焼け止めとしての性能を持たないものも多いです。

ただし日焼け止めと、紫外線を防止する役割を持つ製品を同時に使うことによって、より効果的に日焼け対策ができます。

化粧下地の代わりに使うことができる日焼け止めもある

化粧下地に日焼け止めの性能がある製品があると言いましたが、その逆もあります。

こちらは日焼け止めがメインになっていますが、化粧下地としても使うことも可能です。

どちらかといえば、紫外線防止の成分が配合されている下地を使うよりも、こちらを使用した方が日焼け防止効果も高くなります。

敏感肌の方は商品の種類と成分に着目をしよう

敏感肌のイラスト

女性はホルモンバランスの影響で肌荒れが起きることもあり、乾燥肌や敏感肌そしてオイリーなどさまざまなタイプがあります。

自分の肌質にあった製品を選びましょう。

日焼け止めにも種類があります

紫外線吸収剤と散乱剤にわけられますが、肌への負担がかかるのが前者ですが、それだけ日焼け止め効力は高いと言われています。

しかし、散乱剤が日焼け止めの効力が低いからおすすめできないというわけではありません。

こちらはノンケミカルと呼ばれ肌への負担が少なく、また地黒になる原因の紫外線UVAを防ぐ効果も持っています。

日焼け止めとして下地を選ぶときにも、このような視点を持って選んでください。

オーガニック製品についての注意点

有機栽培で育てた植物のエキスから作られたオーガニックコスメが人気になっています。

日焼け止めや下地のクリームなどにも使われており、特に敏感肌の方によいとされている製品です。

ただしこのオーガニック認証の基準が日本にはなく、非常に曖昧です。

オーガニック製品とあるけれど、落ちにくいウォータープルーフの成分が入った日焼け止めなどもあります。

それらには、シリコンが配合されています。

海外の認証機関からお墨付きを与えられた製品であればよいのですが、そうではない場合は成分をみて気をつけて使用しましょう。

プチプラやビオレなど日焼け止めの下地製品がたくさんある

若い女性を中心に人気になっているプチプラやビオレなども、肌質にあった日焼け止めや下地を販売しています。

ドラッグストアでも購入することができ値段もお手頃です。

季節や紫外線の環境について使い分けることが大切

四季 写真

夏にこそ気をつけなければいけないのが紫外線になりますが、春先から強くなりますので、ここでダメージを受けてしまう人も多いです。

だからといって冬は気を抜くことができるわけではありません。

紫外線には反射光があり、特にスキー場などになると、とてつもない光量を浴びることになりますので対策が必要です。

日焼け止めの強さは、ヒリヒリや水ぶくれの原因となるUVBを防ぐspf、日焼けの原因となるUVAを防ぐpaにわけられます。

spfは50までの数字、paは+で強さを意味します。たとえばpa++++となると、強い日焼け止めになると考えてください。

このような強い日焼け止めが常に必要なわけではありません。

夏にスポーツやレジャーなどで長時間外に出るようなときに、spf40以上pa+++以上のものを使うと良いです。

常に強い日焼け止めを使うと、それだけ肌への負担が大きくなります。

だからこそ紫外線を防止する化粧下地と一緒に併用することによって、より効果を実感しやすくなります。

肌への日焼け止めだけではなく同時に行いたいこと

飲む日焼け止めサプリメントとまで言われているものがあります。
紫外線によりダメージを受け、回復のために様々な栄養素が必要となります。食事のバランスを整えることも大切ですが、サプリメントでの補給も効果的です。

たとえば敏感肌の方なら、spfなどの値を少し下げて、サプリメントや食事を気をつけることも肌に優しいケアとなります。

このような使い方は肌への負担を和らげることができますね。

肌に優しい散乱剤でも目から紫外線は吸収されている

どんなに紫外線対策をしたとしても、目から吸収されていることを忘れてはいけません。

ここからメラニンが生成されますので、強い日差しを浴びる際にはサングラスの着用をおすすめします。

そんなときにこそ、飲んで体内から日焼け対策につながるサプリメントは画期的な存在です。

日焼け対策や化粧下地だけではなく、その他にも紫外線対策がありますので、併用することで美白を維持していきましょう。

年中降り注ぐ紫外線には、季節ごとに合わせて対策をとっていきましょうね。