日焼けによるシミはどう対策したらいいの?
2018.07.13
太陽の日差しが強さを増す夏、紫外線対策をしっかりとっていきたいですよね。
紫外線対策せずにいるとシミやそばかすの原因にもなるので、日焼け対策はアンチエイジングを考えるうえで重要なケアの一つと言えます。
しかし、いくら紫外線対策をしていてもシミは出来てしまうもの。
「体質だから」「日焼け止めをこまめに塗りなおしていなかったから仕方ない」と、諦めてはいませんか?
今回は、そんなシミ予防に効果的な肌ケア方法や、シミが起こるメカニズムなどについてご紹介します。
体の中で起こっているシミのメカニズムを知って、正しい対策でシミのない肌を目指していきましょう!
シミの原因、紫外線について
紫外線=UV、これはよく知られた名前ですよね。
ですが、肌に異常をきたす紫外線を二つに分類でき紫外線UBAと紫外線UVBがあります。
日焼けをして肌に炎症が起こる原因はUVBによる紫外線の影響で、肌が赤くなったりヒリヒリと痛んだりする症状を主にサンバーンと言います。
UVBは肌表面にダメージを与えはするものの、シミやそばかすの根本的な原因にはならない紫外線です。
シミと関係してくる紫外線こそが、UVAと呼ばれる紫外線。
UVAは肌表面にダメージを与えるほどのエネルギー量はないのですが、肌の奥までに届く波長の長さを持っているため、肌表面を通過して肌内部のDNA細胞やコラーゲンなどを傷つけてしまうのです。
DNA細胞は皮膚の生成や保護に欠かせない存在ですし、肌の水分維持や保湿を保つうえでコラーゲンは欠かせない成分ですから、それがUVAによって攻撃されてしまうことで、肌が正常に維持されず、肌の老化が進んでしまいます。
シミはどうして出来るの?
紫外線を浴びたらシミが出来る!
と聞いたことはあるものの、どうして紫外線を浴びたらシミが出来るのか?
それは、体内にあるメラノサイトというメラニンを生成している機能の働きを、紫外線が壊してしまうからなんです。
メラノサイトとメラニンについて
私たちの身体には、メラノサイトというメラニンを生成する機能が備わっています。
「え?メラニンって体に良くないんじゃないの?」
確かにメラニンはお肌の大敵と言われています。しかし、メラニン自体は正常な肌を保つうえで必要な存在なんです。
というのも、メラノサイトは紫外線を受けることによって「メラニンを生成する」という本来の働きを始めますが、このメラニン自体は紫外線による刺激を緩和するためにも、体内にある程度は必要なもの。
たとえメラニンが体の中に存在していても、ターンオーバーにより体外に排出されるため、色素沈着=シミにはなりません。
問題なのは、紫外線が多く体内に浸透してしまうこと。
紫外線を浴びすぎてしまうことでメラノサイトが過剰に反応し、メラノサイトが本来の働きを失い、過剰にメラニンを生成し続けてしまいます。
こうなってしまっては、ターンオーバーにより体外へ排出されるはずだったメラニン色素も体内に残ってしまい、結果として排出しきれなかったメラニンはシミやそばかすへと変化してしまいます。
活性酸素もシミの原因に
シミの原因にはもう一つ、活性酸素という体内にもともと存在している物質も関係してきます。
紫外線はこの活性酸素も体内で増やしてしまう影響力を持っているのです。
殺菌作用があることから、ウイルスなどの外敵から私たちの身体を守ってくれている活性酸素ですが、この活性酸素も体内で増えすぎてしまっては逆効果。
体内に必要な細胞などを次々に壊していってしまうため、肌の老化が進んでしまう原因となります。
紫外線はこの活性酸素を大量に体内で増やしてしまうのです。
これらのことを防ぐためにも健康のためにも、やはり紫外線対策は必要です。
紫外線によるターンオーバーの乱れを防ぎ、日々のスキンケア等をしっかりと行っていく必要があります。
シミは予防出来る?おすすめの予防・改善法
シミの原因となるメラノサイトの誤った働きやターンオーバーの乱れ、また、活性酸素の増加は内側から予防することができます。
シミの予防法として大切なのは、以下の3点。
- 抗酸化作用の高いものを食べる
- 内側からの紫外線対策を行う
- 日焼け止め以外のスキンケア
活性酸素除去には抗酸化が有効的!
活性酸素を体内から減らすには、「抗酸化作用の高い食品の摂取」が有効的。
活性酸素は抗酸化によって減らすことが出来るため、抗酸化作用の高いシトラスやリコピン、ポリフェノールなどを積極的に摂取することが、シミ予防に効果大!
内側からの紫外線予防!
紫外線カットと言えば思い浮かぶのが「日焼け止めクリーム」などの塗るタイプの日焼け止めですよね。
もちろん日焼け止めクリーム等は紫外線カットにとても有効的なものです。しかし、蓄積された紫外線ダーメージによるシミなど内側から来るものに対する改善には、外側からの予防だけでは少々不十分です。
そのため、肌の奥へ浸透してしまうUVAなどにも有効的な日焼け止め商品や、浸透してしまった紫外線によるターンオーバーの乱れを改善する栄養成分の摂取が欠かせません。
栄養分は日頃から意識して食事からとり入れることも大切ですが、サプリメントをつかっても効率よく補うこともできます。
化粧水やローションでの対策
日焼け予防として日焼け止めクリームなどを塗ることはもちろん大切なことですが、その前後に化粧水やローション等でしっかりと肌を保湿しておくことも、意外と重要なシミ対策となります。紫外線は予想以上に肌の水分を奪い、コラーゲンを無くし、潤いを無くして乾燥を引き起こしてしまいます。
日焼け止めクリームなどを毎回使用することも、肌に負担をかけることになるので、肌を保護するためにも化粧水やローションなどの使用を必ずするようにしましょう。
また、女性であれば日々の化粧による肌への負担も多くなっています。メイク落としはもちろん、日焼け止めを使った日にもしっかりクレンジングし、就寝前の肌への保水・保湿は入念に行うようにしましょう。
就寝中は肌の生成などに大きく関係してくる成長ホルモンが盛んに分泌される時間です。(22時~2時までをゴールデンタイムと呼び、成長ホルモンの分泌が最も多いと言われています)
女性はホルモンバランスが崩れると、肌に影響が出やすいと言われています。
生理周期によってニキビが出来やすくなったりするのも、このホルモンバランスの乱れが大きく関わっています。
良い睡眠はホルモンバランスを良好に整え、正常な肌を育ててくれる重要なポイントです。夜更かししてしまいがちな方は、是非、質の良い睡眠作りを心掛けてみて下さいね。
日焼け・シミ予防にしっかり栄養補給
ホワイトヴェール
シトラスなどから抽出される、抗酸化作用の高い成分ニュートロックスサンを配合。
その他、ビタミンCやミネラルなど、肌を綺麗に保つうえで重要な成分が多く配合されているので、アンチエイジング効果や肌トラブルを抱える全ての方におすすめです。
ホワイトヴェールは公式サイトにて初回980円で購入が出来るほか、90日間もの長期返金保証もついているので、お試ししやすいサプリメントのようです。
気になる方は公式サイトをチェックしてみて下さいね。
ヘリオケア
スペインで開発されたフェーンブロックを配合したヘリオケアは、ルテインやリコピン、ビタミンCなどの抗酸化作用の高い成分も多く配合されています。
フェーンブロックは免疫細胞に大きく働きかける作用を持っていて、肌の再生から日焼けによる肌トラブル改善、シミ予防など様々な効果に期待が持てます。
サプリメントはカプセル状になっていて、2粒飲用することで30分後には紫外線カット効果を発揮するという、即効性のある優れものです。
海外製品とのことで安全性を気にされる方もいますが、アメリカで特許も取得している商品なので、安心して使用することが出来そうです。
美容クリニックなどで取り扱われているので、気になる方はクリニックにて処方してもらうと、詳しい説明やアフターケアまでしてもらえるので安心して使用することが出来ると思います。
既に出来てしまったシミはどうしたらいいの?
既に出来てしまったシミを早急になんとかしたいという場合は、美容クリニックなどによる美容専門の施術をおすすめします。
美容クリニックではシミの除去専用のレーザー治療やホルモン注射など、効果の高い治療法を受けることが出来ます。
また、年齢によるたるみやシワなどの治療も進んできているので興味のある方は美容クリニックなどにご相談されると良いと思います。
まとめ・綺麗な肌は内側から作ろう!
いかがでしたか?美肌作りは肌表面のケアだけでは不十分です。
質の良い睡眠から、肌に必要な栄養素、ターンオーバーの正常化など、内側からの美容対策にも気をつける必要があります。
シミ予防に効果的なサプリメントや、外出前のちょっとしたスキンケアなどを日常生活に取り入れて、肌トラブルのない健康美を目指していきましょう!