知って得する!日焼けをした時のリンデロンの活用法

2018.04.20

夏もすぐそこまで来ている!と実感できる毎日が続いていますね。

夏と言えば屋外でのレジャーが楽しい季節になります。そこで気になるのが「日焼け」です。露出が多い服も着たい、けど日焼けはしたくないという女性も多いのではないのでしょうか。

そこで日焼けをした時の対処法としてひどい症状に処方される「リンデロン」についてご紹介したいと思います。

リンデロンの成分と特徴

リンデロン

<主成分>
合成副腎皮質ホルモンでベタメタゾン吉草酸エステルという成分が含まれています。

ホルモン剤を含んでいるので病院で処方されることが主になります。皮膚科にかかったことのある人であれば「リンデロン」として名前に馴染みがあるのではないでしょうか。

<効果>
炎症を抑える作用があるので湿疹や皮膚炎にも効果があるとされています。

<副作用>
ステロイドの製品は薬局で購入できますがやはり薬なので作用の他に副作用も存在します。

副作用として皮膚が薄く赤くなったり、感染症を起こしやすくなったり、痒みを生じたり、白内障や緑内障など目の症状等がでることがあります。

これらの副作用は塗った直後に出てくる場合もありますが少し経ってから出る場合もあるのでいつもと違うなと思ったらすぐに使用を中止してください。

<ステロイドが体に与える影響>
ステロイドと聞くと強いお薬のようなイメージがありますよね。正しく使うと症状軽減にとって即効性を感じられます。

ただ、長期間使い続けることで色素沈着をはじめとした副作用の報告は多々あります。

リンデロンが日焼けにも?

理由は?

日焼けの程度で使用することも
日焼けがひどい場合、火傷と同じように考え、重度になると病院にいった方が良いことがあります。
そういった場合に、ステロイドが処方されることがあります。

リンデロンを使用する際の注意点

ステロイドは、長期間使用し続けると色素沈着を起こしたり目に悪影響を起こしたりする場合があると言われています(白内障や緑内障)。医師の指示通り用法容量や期間を守り塗るようにしましょう。

自己判断で多めに使ったりすることはやめましょう。

部位によって違う。リンデロンの塗り方

<顔に塗る場合>

顔

顔への使用も可能とされています。

ただ、顔はとてもデリケートな部分であり、症状が出やすいとされています。

ステロイドを使用する場合は医師の指示のもとの使用が一番良いのですが、自己判断での使用の場合はしっかりと洗顔をして顔を拭いてから薄く伸ばすようにして塗ってください。

さらに、初めて塗る場合は1箇所のみに塗って見て変化がないかどうか確認して見ましょう。

また、ステロイドは、炎症が起きている部位にのみ塗るようにしてください。

<手に塗る場合>

手

手に塗る場合も同じですが、まずは綺麗に洗って水分を拭き取ります。(清潔を保つ目的で)それから、炎症が起きている部分に優しく塗りましょう。

特に水ぶくれができている様な場合は皮膚の表面がボコボコになっている場合が多く薄く塗っても凹凸のカバーができない場合があります。覆う様にして塗ってください。
<足に塗る場合>
足
足も同様です。傷口に乗せる様にして塗りましょう。

関節部位に傷がある場合は、他の部位より厚めに塗ることで関節の曲げ伸ばし時に薬剤が散ってしまうのを予防することができます。

ステロイドは強い味方

女性
警戒しても続ける理由
よく受診時に「1本使い切るまで塗ってください」や「1週間後にまたきてください」と医師からお話があるかと思います。
急にやめると悪化する恐れもあるので指示通り減量していくことが大切です。

酷くなっていると思ったら副作用だった?

中には言われた通りに塗っているのに、なかなか良くならずむしろ酷くなっているという方もいます。

副作用の場合もあるので医師や薬剤師に相談して見ましょう。

前に処方されたものを使ってもいい?
「去年も日焼けが酷くてリンデロンもらったな〜。

まだ余っているし使ってみよう」と思い1年前のものを使用することもあるかもしれません。

薬剤の使用期限自体は切れていないかもしれませんが、基本的に一度開封した薬剤はそのシーズンで使いきることがベストだと言われています。

リンデロンのまとめ

まとめ
ここまで日焼け時にリンデロンを使用するメリットや副作用、さらには使用方法までお話しましたがいかがでしたでしょうか?

これから暑い夏がやってきます。外出するさいはどうしても紫外線から逃れることはできません。レジャー等を楽しむ予定がある方は尚更ですよね。

日焼けをして炎症を起こして放置してしまうと一生の残る様な傷跡になることもあります。
適切な処置をして後に残らないように気をつけましょうね。

今回はリンデロンについてご紹介しましたが、こちらの記事ではヒルドイドなどステロイド系の薬についてもご紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
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