夏の代償におさらば!日焼けの治し方一挙公開

2018.05.01

日差しを浴びる人

日差しの強い中、楽しいイベントなどを思いっきり満喫したくなる夏。そんな時につきものなのが「日焼け」。

楽しい思い出とともに残ってしまった日に焼け…早くなんとかしたい方も多いはず。

今回は、日焼け後のケア方法のポイントを紹介したいと思います。

日焼けが軽くすむ人とそうでない人の差

色の黒い人白い人
日焼けは人によって個人差があります。

その理由は?

メラニン色素を作りやすいかどうかで決まる

紫外線UVBは皮膚にあるメラニンの生成を促すことがわかっています。紫外線UVBは皮膚の内部の組織まで入り込みます。そこにある、メラノサイトという組織が刺激を受け、メラニン色素を作り出し色素沈着をすることで肌が黒く見えます。

日焼けの個人差は、メラノサイトの量やその感受性によります。メラノサイトが多い人はもちろん焼けやすくなりますが、紫外線の刺激に対し反応しやすくメラニン色素を多く作りやすい体質の方も赤みより黒くなりやすいタイプと考えられます。

地黒の人は日焼けしやすいけど、ダメージは少ない

生まれつき肌が白い人や浅黒い人がいます。地黒の人のメラノサイトは、色白の人に比べ反応しやすい特徴があります。紫外線をあびると、ダメージから肌を守るためにメラノサイトからメラニン色素が生成されます。地黒の人の方がメラニン色素は生成されすぐに日焼けをしやすくはありますが、紫外線のダメージから肌を守ることができるので、シミやシワや皮膚ガンのリスクなどは少ないと言われています。

日焼けの治し方5選!

ボディケアする人
日焼けをした方へ必見のケア方法をご紹介します。

皮膚を清潔にする

日焼けをした肌をそのままにして、寝てしまうことのないようにしましょう。その日のうちに、体に塗っていた日焼けどめやお化粧を落として清潔にすることが大切です。

先ずはクーリング

日焼けのピークは24〜72時間であると言われています。そのため紫外線を浴びた直後に早めのケアをすることが大切になりす。

日焼けをした後は、疲労感も強く早く寝てしまいたいという気持ちもあるかもしれませんが、皮膚を清潔にした後に冷やしましょう。日焼けは炎症なので、しっかりと冷やすことで炎症の進行を抑えましょう。

保湿を行う

日焼けをしている皮膚というのは水分が奪われた状態で、乾燥していることが殆どです。乾燥した皮膚を放置してしまうと、皮膚のバリア機能が低下しているため細菌感染やシミなどの原因となってしまうことがあります。日焼け専用の保湿剤などもありお勧めではありますが、自宅にある化粧水やクリームなどでも十分ケアできます。

そこで気をつけて欲しいのが、低刺激のものを選ぶようにすることです。成分表記としては「パラベン・アルコール・香料・防腐剤」などは刺激が強く痛みを感じやすいので避けましょう。「ワセリン」も保湿力がありコスパもよく様々な場面で使うことができるので常備しておくと便利です。

水分補給をする

日焼け後というのは体の中の水分が奪われた状態なので脱水傾向にあります。焼けてしまった場所も乾燥し通常に比べ、血流も悪くなっています。脱水で血流が悪い状態が続くと、日焼けをしている部位の炎症の治りが遅くなると言われています。

ひどい場合は皮膚科へ行く

ここまでの説明は焼けた部位に水ぶくれ等がない場合に限ります。水ぶくれがあり、そこが破れてしまっている場合などはセルフケアを行うのではなく病院にいくことをお勧めします。放っておくと、色素が沈着してしまいしみ等の原因にもなります。

継続したケアと生活習慣の見直しを

最低でも1週間は継続しよう

状態がよくとも念入りな保湿を最低でも1週間は続けましょう。表に見えている炎症はおさまっても実は内部の方で日焼けが進行していることがあります。

日常生活を見直そう

乱れた食生活や短い睡眠は、肌への負担を重くしてしまいます。しっかりケアし、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠をとりましょう。そうすることで、体全体のバランスも整い、日焼けからの回復も早くなります。食事としては、抗酸化作用の高いビタミンA・C・Eの含まれた食材をとるとよいです。

日焼けの治し方まとめ

今回は、日焼けの対処法を紹介しました。日焼けをしてしまうのはしょうがないことだとは思いますが、そのあとのケアがとても重要となります。また、普段からケアをしている方は、いたって普通の内容だったかもしれません。

日焼けは「しないこと」が一番良いのですがそれは非常に難しいことです。焼けてしまった時には、早期に正しい「アフターケア」を行うことで紫外線による肌へのダメージを最小限に抑えるようにしましょう。