夜にも日焼け止めは必要?綺麗な肌を保つ紫外線対策とケアの方法

2019.01.15

夜の日焼け止め

夜でも紫外線対策をする必要があるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

紫外線はシミやシワの原因だけでなく、最悪の場合皮膚がんの原因にもなってしまいます。

肌の健康は体の健康ですし、体の健康は肌の健康なんです。

なので、今回は日焼け止めの必要性から夜のケアまで徹底解説いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

夜でも日焼け止めを塗る必要はある?

日焼け止め塗る
実は太陽が沈んでからも微量ですが、紫外線があることはあるんです。

太陽が沈んだあとも、光や紫外線は月に当たり跳ね返ってきています。

そうやって日焼け止めを塗るべきか、気にしている人も多いかと思います。

ただ、結論を言うと紫外線の量はほんの若干だけで、肌に何か悪い影響をもたらすことはないので気にすることはないでしょう。

そもそも夜、日焼け止めを塗ると自立神経が狂ってしまう可能性もあります。

昼間にしっかりと対策できるように登場した日焼け止めなので、無理に夜も使おうとすることはオススメしません。

また、日焼け止めをつけたまま寝ることはより一層問題です。

確かに日焼け止めだけを塗っている方は落とすのが面倒でしょうし、朝窓から入る日差しが気になるという方もいるかもしれません。

でも、メイクをつけたまま寝ることよりも日焼け止めをつけたまま寝るほうが肌に負担をかけていることを知っていますか?

日焼け止めには、紫外線乱射剤と紫外線吸収剤という物質が含まれています。

これはいわゆる化学物質なるもので、肌への負担は大きいのです。

日焼け止めは効果がある反面、長い間つけてしまっているとシミにきびの原因にもなりかねません。

間違った日焼け止めの使い方は肌トラブルの原因にもなりますので注意しましょう。

夜にできる紫外線対策

先ほど紹介したように、夜に日焼け止めを塗ると肌を傷つけてしまいます。

でも日焼け止めだけでは心配だから、他にも対策をしたいと思う方多いと思います。

それでは日焼け止めではなくて、内側から行う対策をみていきましょう。

①よく眠ること。

寝ている女性
昼間に紫外線や、日焼け止めの影響でダメージを受けた肌は眠ることで回復します。

肌は内側にある細胞が角質層に移行し、皮膚表面から剥がれていくというサイクルを約28日周期で繰り返しています。

これはターンオーバーといい、肌が健康でないとこの周期が崩れてしまいます。

眠っているときはターンオーバーが進むと言われているので、健康な肌作りのためにもまずは寝ることが大切なのです。

②ビタミンやミネラルの補給

もちろんただ寝ているだけでは全く意味がありません。

栄養をしっかり摂って、ターンオーバーを助けてあげることも大切です。

主にビタミンやミネラルは紫外線が強い季節には、特に重要とされています。

ビタミンといえばレモンなどのフルーツやほうれんそうにも含まれています。

またミネラルは牛乳やわかめなどの海藻類から摂れます。

3食バランスの取れた食事と食後のフルーツなど、工夫はできます。

ただどうしても栄養が摂れないという方もいるかと思います。

肌は大切だけど、うまく栄養が摂れない・・・。

その気持ちは分かりますが、やはり栄養補給は肌にも体にも大切なこと。

今はサプリメントスムージーなどでも手軽に栄養が摂れますので、試してみてもいいかもしれません。

夜は日焼けのケアが重要

肌を触る女性
先ほど夜できる日焼け対策についてお教えしましたが、もし日焼けしてしまったらみなさんはどうしますか?

放置してしまうなんてことは絶対にだめですよ。

日焼けのケアは肌にとって、とても重要なことです。

正しいケアの仕方を紹介していきます。

①冷やすこと。

日焼けって簡単に言ってしまえば、太陽の紫外線で肌が火照っている(火傷している)ということ。

肌の炎症をしっかりと鎮めるためにも、冷たい水や保冷剤などで顔を冷やしましょう。

肌がタオルなどとこすれないように火照りをとっていきましょう。

②しっかりと保湿をする。

日焼けした肌は水分が失われて、乾燥状態にあります。

肌は乾燥すると、かゆみが出てきたりにきびができてしまったりと、様々な肌トラブルを呼び起こしますので注意しましょう。

化粧水やパック、保湿クリームなどいつも自分が使っている保湿化粧品で優しく肌に塗っていきましょう。

こすってしまうと肌が荒れてしまいますので、丁寧に塗ってくださいね。

ちなみに私のおすすめは、保湿性もあり良く伸びて、コスパのいいニベアクリームです。

コンビニやスーパーでも売っていて、なくなってしまってもすぐに買いに行けるのが最大の長所です。

③多めの水分補給。

水飲む女性

夏は肌と同じで、体も水分を失ってしまいます。

日焼けがひどかった日はいつもより多めに水分補給をしましょう。

体の内側の潤いは、肌に直接的に関係します。

今や飲む化粧水まで登場するほど潤いは重視されているんですよ。

まずは初歩的な水分補給が何よりも重要といえるでしょう。

④美白ケアをしてみる

日焼け後ちゃんとケアをしているのに、肌が黒くなってしまうなんて方もいるのではないでしょうか?

そんなときは「美白」と書いてある化粧水や乳液も使ってみましょう。

最近の美白ブームのおかげで、きっとすぐに手に入るかと思います。

少し値段が高いかもしれないですが、紫外線の気になる季節だけ使うことで美白を保ってケアができます。

日焼け止めは何時まで必要か

これまで夜の日焼け止めや紫外線対策についてでしたが、そもそも日焼け止めは何時まで塗る必要があるのか気になりますよね。
まず知るべきことは紫外線が強い時間帯です。

ズバリ気をつけなければいけない時間帯は午前10時から午後2時の間。

みなさんが体感して分かるように、昼時が1番紫外線が強いんです。
くもりだとしても油断は禁物。

どんなときでも紫外線は私たち目がけて飛んできていますので、しっかり日焼け止めを塗りましょう。

肝心の日焼け止めを塗り続ける時間ですが、一般的には日没までは塗るほうがいいかと思います。

午後5時ごろってちょうど日差しも弱くなり忘れがちなのですが、意外とまだまだ紫外線があるんです。

その季節によっても違うと思いますが、完全に日が沈むまではしっかり日焼け止めを塗っていていいと思います。

ちなみに日焼け止めは出かける前に塗ったから大丈夫と思っている方、いませんか?

それは大きな間違いです!

日焼け止めの効果が持続するのは約2,3時間

こまめに塗りなおさないと、せっかくの日焼け止めも全く意味がなくなってしまいます。

今はメイクの上からスプレーできるタイプも登場しているので、有効に活用するといいでしょう。

日焼け止めの種類

これまで紫外線が肌に与える影響はかなり多いと言ってきましたが、じゃあどんな日焼け止めでもいいの?と思う方もいると思います。

最近では色々な種類の日焼け止めが登場していますが、いったいどの日焼け止めがいいのでしょうか。

実際のところ、行く場所や自分の体質によって日焼け止めの善し悪しは変化します。

①ウォータープルーフタイプ

海やプールに行くとなれば、ウォータープルーフタイプの日焼け止めがいいでしょう。

ただ、落ちづらいのが長所でもあり短所でもあるので、夜しっかりと日焼け止めが落ちるようにしっかりと洗顔しましょう。

②ノンケミカル素材

日焼け止めを使うとなっても、敏感肌やアレルギー肌の方は要注意。

ノンケミカル素材とは無機系素材のこと。

有機系素材と比べると、肌トラブルが少なくなります。

少しお値段は高いですが安心して使えますよ。

③クリームタイプ

クリームタイプの日焼け止めであれば保湿効果も期待できます。

効果も持続し、種類も多くあるので自分にぴったりなものが選べます。

④ジェルタイプ

最近よく目にするようになったジェルタイプは、CMなどでも伸びがよくて使いやすいなどと言われていますよね。

べたつかなくて、軽い付け心地は若い世代に人気がありそうです。

にきびができてしまっている方でもつけることができるのが強みです。

⑤スプレータイプ

今や塗る日焼け止めと、スプレータイプの日焼け止めの2つをうまく有効活用している人も多いですよね。

最大の特徴はメイクの上からでも使えること。

頭や全身にも使えるので重宝できます。

夜に日焼け止めは必要か

いかかでしたでしょうか。

夜は日焼け止めを塗るよりも、ケアや対策が重要なことがよく分かりましたよね。

普段から生活習慣や食生活にも気を配るようにしましょうね。

もし日焼けをしてしまっても「冷やす・保湿・水分補給」がしっかりできていれば問題はありません。

自分自身や用途に合わせて日焼け止めを選ぶことも重要です。

正しい知識で紫外線が強い季節も乗り越えていきましょう!