日焼け対策は冬も必須?美白になるには欠かせない理由とは?
2018.04.27
「日焼け対策を冬はさぼりがち」という人は多いのではないでしょうか?夏に比べたら、日差しが強くないし、肌へのダメージも少なそうに思いますよね。
冬は日焼け対策よりも乾燥対策に重点を置くという人も少なくありません。
でも、美容の敵とされる紫外線。冬は、それほど気にしなくても良いのでしょうか?
この記事では、日焼け対策を冬にもすべきかどうか、どのようなポイントの対策のを取ったら良いかをお伝えしていきます。
冬でも紫外線を浴びて日焼けするの?
まず、冬でも紫外線を浴びて日焼けするのかどうかについて考えていきましょう。
この項目では、冬の紫外線量と他の季節との比較、そして、冬の紫外線が肌に与える影響について解説します。
冬の紫外線量
冬も、もちろん紫外線を浴びています。
そして、この紫外線には、uvaとuvb、uvcの3種類があり私たちにはuvaとuvbが影響します。
この2種類のうち、uvaの量は、1年を通じて季節的に多少の変化はありますが、大きな変化はありません。
そして、uvbは4月から5月に増え始め、8月ごろピークを迎え、冬は夏の3分の1程度の量となることが、気象庁の情報を調べると分かります。
夏に比べて冬は紫外線が少ないと考えられているのは、このuvbの量が減るために、そのような見方が広まっているのでしょう。
ただし、3分の1ということは、夏に10分外で紫外線を浴びるのと、冬に30分外に出て紫外線を浴びるのとはほぼ同じということになります。
さらにuvaに関しては、一年中注意をすることが必要です。
ということは、冬も日焼け対策をすべきということになります。では、それぞれが肌に与える影響はどのようなものかは次の項目をご覧ください。
冬の紫外線による肌への影響
紫外線uvaとuvbは肌にどのような悪い影響を与えるのでしょうか?まずは、冬場は春や夏に比べて減少するuvbから考えていきます。
uvbは、肌の表面にダメージを与え、やけどしたような状態になるタイプの紫外線です。
夏の海やスキー場などで日焼けすると、赤くなったり、ほてったり、ヒリヒリと痛くなったりしませんか?
これは、uvbによる仕業です。皮膚がんになる恐れもある紫外線で、シミやそばかすなどの原因ともなるとされています。
もう一つのuvaは波長が長く、肌の奥深く、皮膚の真皮層と呼ばれる部分にまで到達し、じわじわと黒くならせるという特徴がある紫外線です。
メラニン色素を生成させ、色素沈着して肌を黒くさせます。
新陳代謝が正常に働いていると、その色素はターンオーバーにより剥がれ落ちていくのですが、正常でないとコラーゲンまで破壊してしわやたるみ、肌の弾力を失う原因となるでしょう。
ですから、冬の日焼け対策は、油断してはいけないことが分かります。春や夏より少ないとはいえ、uvbを浴びます。
それに、夏と大きく変わらない量の肌に悪影響を及ぼすuvaを浴びるからです。冬も、しっかりと日焼け対策、予防とケアをしていきましょう。
冬の日焼け対策は?
では、冬の日焼け対策はどのように行ったらよいでしょうか?
夏のように日傘やサングラスなどを使用し、強力な日焼け止めクリームなどを活用した方が良いのか、具体的に見ていきましょう。
日焼け止めは肌に負担になるの?
まず、日焼け止めですが、肌に負担をかけるので、日差しの強い春や夏以外はあまり塗りたくないという人もいるでしょう。
また、肌荒れを起こすので、あまり使用したくないという人もいます。
冬の日焼け対策として、日焼け止めを選ぶ際には、長時間、外にいる生活を送っているのでなければ、uvb量は夏より少なめなので、「紫外線散乱剤」が入ったものを選ぶのはいかがでしょうか?
強力な日焼け止めには「紫外線吸収剤」というものが含まれていることが多いです。
これは、夏場の紫外線をシャットアウトするために働きますが、肌への負担が大きくなります。
ですから、夏と冬の日焼け止めは変えて、冬は「紫外線吸収剤」フリーのものを使うのも良いと思います。
冬の日焼け止めのおすすめspfは?
具体的に冬の日焼け止めを選ぶ際に、spfの数値はどれぐらいのものを使うと良いでしょうか?
日常生活であれば、spf10、15ぐらいで日焼けを防ぐことができるとされています。
雪のある地域や、スキーなどのスポーツをする際には、雪からの紫外線反射などもあるため、強めの日焼け止めを塗った方が良いかもしれません。
ですが長時間外にいるのではない限り、spf10や15といった低めの数値の日焼け止めで十分だと思います。
肌への負担を軽くするためにも乳液タイプや保湿力があるような日焼け止めを活用するのもおすすめです。
化粧下地やファンデーション、bbクリームなどの化粧品に日焼け止め成分が含まれているものを使うのも良いかもしれません。
一日の終わりには保湿をしっかりと!
冬の一日の終わりには、日焼けしていないように思えても、スキンケアを丁寧に行いましょう。
uvaは、目に見えてすぐに黒くなってくるわけでなく、肌の奥でじわじわと進んでいきます。
そのため、スキンケアが必須です。
冬は乾燥もしやすいので、保湿がしっかりできる化粧水や美容液、乳液、クリームなどを活用して、日焼け後のダメージをケアするようにしましょう。
帽子や日焼け止めグッズを使おう!
敏感肌の人などで、どうしても日焼け止めは塗りたくないという人は、日焼け止めグッズを使用してはどうでしょうか?冬は肌を露出することも少ないので、日焼けする部分は顔や手、首などと限られていますよね。
帽子やマフラー、手袋など防寒具と兼ねて着用すれば、日焼けを防ぐことができます。
また、体の内側からサポートするためにサプリを試してみるのもおすすめです。
冬の家の中でも日焼け対策をしよう!
冬は家の中にいれば、日焼けしないと無防備になっていませんか?uvbはガラスを通しませんが、uvaはガラスを通すという特徴があります。
そのため、室内にいたとしても、ガラス越しに紫外線を浴びるのです。
紫外線を徹底的にカットしたい人は、冬の室内でも、紫外線対策しなければなりません。
窓際に長時間いないようにする、家でメイクはしなくてもUV機能のあるミルクを塗る、UV機能付きのミネラルファンデーションを塗るなどして、日焼け対策をしましょう。
冬も日焼け対策をして季節を問わず美白を目指そう!
日焼け対策を冬もするべきかどうかについて取り上げましたが、いかがでしたか?
美白を目指すには、季節を問わずしっかりと日焼け対策を行うことが大切であることが分かりましたね。
冬だからと油断していると、シミやしわ、たるみなどのある肌の原因となりかねません。
冬も抜かりなく、日焼け止めや様々なグッズを使用して美容と健康に気を配りコツコツと美白肌を目指しましょう!