ヘリオケアとホワイトヴェール徹底比較!飲む日焼け止めでオススメはどっち?
2018.10.06
飲む日焼け止め、海外では定番のアイテムですが、日本でも徐々に知られるようになりました。
最近では、雑誌やSNS、TV番組でも目にする機会が増え多くのかたの興味を集めています。
しかし、まだまだ日焼け止めとしては塗るタイプのものが定番です。
飲む日焼け止めについて興味はあっても、どれを選んだら良いのか分からない、日焼け止めを飲んで大丈夫なの?
など、使いにくさを感じている人も多いのではないでしょうか。
今回は、飲む日焼け止めについて、ヘリオケアとホワイドヴェールの商品の比較などについてご紹介します。
飲む日焼け止めって大丈夫なの?
食べ物でもサプリメントでも、口に入れるものは慎重になりますよね。
とくに、これまでなじみのなかった飲む日焼け止めについては心配になると思います。
飲む日焼け止めと聞くと、クリームタイプなどの日焼け止めを飲むと連想する人もいるようですが違います。
日焼けを止めるというより、日焼けに強い肌を作るサプリのことです。
飲む日焼け止めは、紫外線を浴びた肌の炎症を抑えて、ダメージを少なくする効果が期待されています。
飲む日焼け止めに使われている主成分のほとんどは、植物由来のもので副作用が少なく、美容皮膚科で販売されていることが多いです。
これまで、副作用の報告はないようですが、妊婦さんや授乳中のかたの服用は控えたほうがいいとのことです。
飲む日焼け止めを使うメリット
飲む日焼け止めは、簡単に紫外線対策ができる点がメリットです。
塗る日焼け止めを使用する場合、ムラなく丁寧に塗ることや、汗や皮脂で流れてしまうためこまめに塗り直しが必要なこと、目や頭には使えないこと、ベタベタすること、などちょっと苦手と感じるかたが多いかもしれません。
飲む日焼け止めは、飲むだけなのでとても簡単です。
忙しく時間におわれている人、こまめに日焼け止めを塗りなおすことができないかたには便利です。
また、海やプールに行く機会が増えると、塗る日焼け止めだけでは防ぎきれないこともあります。
そうした時には、飲む日焼け止めを併用すると体の中から紫外線に対応してくれるため、外側からのケアが少し疎かになったとしてもダメージが少なくてすみます。
飲む日焼け止めは、製品によっては紫外線から肌を保護する働きだけではなく、美肌に役立つ成分が含まれているものもあります。
飲む日焼け止めの主成分
飲む日焼け止めに使われる主成分には、フェーンブロックとニュートロックスサンの2つがあります。
他の成分のものもありますが、飲む日焼け止めの多くにはこの2種類のうちどちらかを使用されています。
フェーンブロックとニュートロックスサン、どちらも植物由来の成分で副作用の心配が少ないことで知られています。
フェーンブロックとニュートロックスサンはどちらも紫外線によるダメージから肌を守る効果がありますが、その原料となる植物や特徴は少し異なります。
フェーンブロックとは
フェーンブロックはアメリカのシダ植物から抽出されるPLエキスによる成分です。
ファーンブロックと呼ばれたり、PLエキスと記載されることもあります。
フェーンブロックはUVAに対する防護効果で特許を取得しており、海外製の飲む日焼け止めのほとんどに使用されています。
副作用の報告は今のところありませんが、シダ植物にはアレルギーを誘発することがあるそうです。
ニュートロックスサンとは?
ニュートロックスサンは、スペインで研究開発された成分で、ローズマリー葉とシトラス果実から抽出された天然ポリフェノール成分です。
ニュートロックスサンには、UVAによって発生した活性酸素による細胞の損傷を防いだり、UVBによる炎症を防いで紫外線によって受けるダメージを抑える効果があります。
こちらも、紫外線保護作用があるとして特許取得の成分です。
UVAとUVBの違いは?
肌に浴びる紫外線には、UVAとUVBの2種類があります。
UVAは冬でも夏の半分程度の量が降り注いでおり、室内や車内にいても窓ガラスを透過するため1年中どこにいても油断ができません。
肌の奥まで到達しやすく、浴びた時のダメージとしてはそんなに強くはありませんが、ジワジワと肌が黒くなったり、シミやそばかすがいつの間にかできていた、なんてことになりやすいのが特徴です。
UVBは夏に多い紫外線で、肌の奥までは到達しませんが肌表面に与えるダメージの力がとても強いのが特徴です。
1日でみるみるうちに肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりなどの症状として現れるため、多くのかたが日焼けと聞いて連想するのがこのUVBによる日焼けです。
UVBによる日焼けは、軽度のものから重度のものまで様々で、症状の出方は個人差もありますが、眠れないほどのヒリヒリ感や水ぶくれなどの症状がある場合には皮膚科を受診しましょう。
UVA、UVBともに、症状の出方は違いますが、肌に何らかのダメージを与えます。
そして、肌の中の見えない部分では紫外線から肌を守るためにメラニンが作られたり、活性酸素が発生したり、コラーゲンなどの弾力を保つために必要なものが破壊されたりと、シミやシワ、たるみにつながってしまう出来事が起こっています。
ヘリオケアってどんな日焼け止め?
ヘリオケアは、約20年も前から海外で販売実績のある飲む日焼け止めです。
主成分はフェーンブロックで、もともとはアメリカ人向けに作られた飲む日焼け止めでした。
現在は、人種によって使いやすい商品がシリーズ化されており、アジア人向けのものもあります。
世界中で広く知られている代表的な飲む日焼け止めです。
ヘリオケアの特徴は、即効性が期待できることです。
外出前の30分前に飲むことで、4~6時間の間紫外線に対する保護作用が期待できるため、急な予定が入った時などに使いやすいです。
また、普段からコツコツと飲み続けることが面倒臭いと感じるかたには便利です。
ただ長時間の外出の際には時間を見てプラスして飲む必要があります。
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ホワイドヴェールってどんな日焼け止め?
ホワイドヴェールは日本製の飲む日焼け止めで、ニュートロックスサンを主成分としています。
ニュートロックスサンには即効性が期待できず、毎日飲むと徐々に実感するタイプで飲み続ける必要があります。
ニュートロックスサンは85日間飲み続けると、紫外線を浴びた時の肌の炎症が60%程度防げるとされています。
そのため日焼けしたくない日のピンポイントで利用するには不向きです。
ニュートロックスサンの効果をしっかり実感するには2~3か月飲み続けることが必要です。
ホワイドヴェールには、ニュートロックスサン以外にも美容成分がたくさん含まれています。
その内容は、クロセチン、ルテイン、ザクロエキス、メロンプラセンタ、リコピン、グアバ、ホーリーバジル、セスバニア、レモン、アムラ、ベニノキ種子などで、100%有機ハーブです。
これらの成分により、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンD、パントテン酸など日本人の肌に不足しがちな栄養素を補えます。
ヘリオケアとホワイドヴェール、どっちがいい?
ヘリオケアとホワイドヴェールの違いについて、様々な視点から見ていきましょう。
まずは、効果の出方です。
ヘリオケアは即効性がある飲む日焼け止めで、だいたい4~6時間持続すると言われています。
そのため、長時間の外出の時には飲み直す必要があります。短時間の外出には便利だと思います。
そして、ホワイドヴェールは、即効性は得られにくいです。
しかし、飲み続けると紫外線のダメージに強い肌になっていきます。冬や室内などの紫外線の影響にも対応してくれます。
1年を通してトータルで紫外線ケアをしたいかたにおすすめです。
含まれる美容成分ですが、ヘリオケアにはいくつもの種類があり、配合されている成分はそれぞれ違います。
アジア人向けのヘリオケピュアホワイトラディアンスには、美容にいいとする成分も含まれています。
ホワイドヴェールにも、国産の飲む日焼け止めのため、日本人に不足しがちな美容成分が含まれています。
そのため飲む日焼け止めとしての効果の他にも、美肌サプリメントに近い形で使うことができます。
美肌のためにサプリメントを検討しているかたは、ホワイドヴェールがおすすめです。
コスパを比較すると、ヘリオケアは種類によって1回分にかかるコストは違いますが、ホワイドヴェールよりも高めになっています。
しかし、単発で使用する場合は、1か月あたりのコストは使用頻度によって異なるためヘリオケアの方が手頃になるかもしれません。
ヘリオケアを購入する場合、皮膚科や美容クリニック、インターネットの輸入代行店などが一般的で、どちらかといえば輸入代行店を経由した方が安価となる場合が多いです。
ホワイドヴェールは公式サイトなどから購入することができ、定期コースなどもあります。
定期コースで申し込むと初回の値段が格段に安くなるため、お得度が高いです。
そういった点から判断すると、1年中紫外線対策を行いたいかたや、美肌成分をサプリメントで補いたいかた、長く使い続けたいかたにホワイドヴェールがおすすめです。
ホワイトヴェールを使った上手な紫外線対策の方法
ホワイトヴェールは、効果を実感できるまで2~3か月間はしっかり飲み続けることが大切です。
また、しっかり飲み続けていても、全ての紫外線ダメージから守ることはできないため、塗る日焼け止めや日傘、手袋、帽子、サングラスなどのアイテムと一緒に活用することをおすすめします。
塗る日焼け止めは肌に浴びる紫外線を跳ね返したり吸収したりして、肌への進入を防いでくれます。
どうしても防ぎきれなかった紫外線は、ホワイドヴェールにより内側から防御することで紫外線対策ができます。
これまで日焼け止めの数値が高く肌に刺激が強いものを使っていたかたは、天候や外出時間などの状況に合わせて、軽めの日焼け止めに変えてみるなどすると、肌への負担も少なくなります。
ホワイドヴェールは飲み続けることが大切です。
短期間で効果は実感しにくいかもしれませんので、半年前、1年前と比較するくらいの長期戦で試してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、飲む日焼け止めヘリオケアとホワイドヴェールを比較してご紹介しました。
ヘリオケアとホワイドヴェールは、配合されている成分、効果の表れかたに違いがあります。
特に効果の表れ方に着目すると、ピンポイントで活用したいかたはヘリオケアが便利ですが、1年を通して紫外線対策をしたり美肌つくりに役立てたいならホワイドヴェールがおすすめです。
毎日飲み続けることにストレスを感じるかたもいるかもしれませんが、習慣化すると無理なく続けることができます。
塗る日焼け止めと飲む日焼け止めを上手に活用して、シミやシワ、たるみといった肌の老化を防ぎ、年齢を重ねた時に後悔しない肌つくりをしていきましょう!