日焼けで水ぶくれが起きた!そのときするべきこと
2018.04.07
季節問わず日焼けは起きますが、特に夏は皮むけと一緒に水ぶくれといったトラブルが起きやすい季節でもあります。
プールや海などで普段出さない部分の肌を露出したり、日焼け止めの使用を忘れ長時間紫外線を受けたことで起こります。
ひどい場合には熱傷と同じ程度の外傷になりますので、痛みも問題になることがあります。
今回は、これらが起きたときの対処法、そして予防について紹介しています。
日焼けで水ぶくれの原因
日焼けが酷いことで皮膚に炎症が起きた状態であることは、誰でも理解できるはずです。
肌が赤くなりますが、人によっては真っ赤になり、まるで火傷をしたような患部になって、そこから水ぶくれが発生することもあります。
個人差があり起きやすい人もいます。また予防をすることも可能です。
紫外線にも種類がある
紫外線には種類があります。よく日焼けの原因としてあげられるのはUVAです。
レジャーから帰ってきて3日後程度で起こりやすいです。
水ぶくれが起きる紫外線がUVBになります。
紫外線を浴びてから数時間後に発症することが多く、火傷と同じ症状となります。
日焼けは、シミや潤いがなくなることで起きるシワやたるみの原因、水ぶくれや皮がむけてから跡が残る可能性があります。
特に美容に関心が高い女性にとっては、大きな問題ですよね。
紫外線を受けた後いつ水ぶくれが起きる?
長時間の強烈な紫外線を浴びて数時間後に起きますので簡単にわかります。
ただレジャーなどに行くと、虫さされや植物に負け水ぶくれができる可能性もあります。
日焼けを受けた水ぶくれは周囲が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを発することが多いです。
また水ぶくれと一緒に皮がむけることもありますが、同時に起きれば日焼けが原因のことが多いです。
水ぶくれのときに必要なもの
日焼けによる水ぶくれは火傷・熱傷と同じと考えてください。
正しい方法で処置をしなければ、そこからトラブルが発生することがあります。
ダメージを受けた傷口になることから、化膿することもあります。そうならないためにも、日焼けによって水ぶくれが起きたときに行う正しい知識を身に着けましょう。
オロナインに効果があるって本当?
「皮膚にトラブルを抱えたらオロナインが良い」と聞いたことがある人も多いでしょう。
やけどにも効果はあるので、日焼けに効果がないとは言えませんが、その前にしておきたいことがあります。
まずは薬よりも冷やすこと
水ぶくれは薬を塗ることが対策だと感じている方も多いですが、まずは冷やすことが大切です。
流水で患部を冷やしましょう。その際綺麗な水で行ってください。
日焼けをしたあとにヒリヒリと感じることもありますが、こちらも冷やすと不快感を軽減させることができます。
流水だけでは物足りない場合は、アイシングを行ってください。
水ぶくれが発生している場合は、細菌に感染することもあるので清潔に保つように気をつけましょう。
酷いときは病院へ
日焼けの水ぶくれは、火傷と同程度の症状になることを忘れてはいけません。
大小の水ぶくれが発生することがありますが、痛みやかゆみがある場合は、病院を受診する選択肢も視野にいれましょう。
正しい対処をすれば、水ぶくれはそのまま皮膚に吸収されるか、もしくは日常生活による刺激によって潰れることになります。
そのまま自然に治ることが多いですが、ダメージが大きればそれが跡になることもあります。
跡にならないようにできるだけ病院に行くことをおすすめします。
小さい水ぶくれであってもしっかり対処をしよう
小さな水ぶくれであったとしても、正しい対処をしてください。
基本は冷やすことから始めて、皮膚を保護するワセリンやオロナインなどを塗布して、不安を感じるのであれば冷やす過程で病院に行くことが正しい対処になります。
破れたりかゆみが起きたときの対処方法
でき始めはそこまで破れやすくはありませんが、数日後破れやすくなる特徴を持っています。
触っていないのに日常の生活による刺激で破れることも多いです。
破れた後、清潔にしていないと細菌に感染してそこから化膿することもあります。たとえ治療ができたとしても、跡が残る可能性がありますので、気をつけなければいけません。
だからこそ自己判断、民間療法による対処はリスクがありますので、病院に行くのがベストの選択になります。
水ぶくれ発生時の禁止事項
正しいのは冷やしそのまま病院に行くことになりますが、してはいけないことを知っておきましょう。
発生したときにしてはいけないことについても把握しておきましょう。
絶対に潰さない!皮をはがさない!
先程も説明したように、自然と皮膚に吸収されるのが水ぶくれです。
皮膚がダメージを受けたときに修復する成分がそのなかに入っていますので、それを潰すことになると、かえって治るのが遅くなることもあります。
水ぶくれと一緒に起こるのは皮むけになりますが、こちらもむいてはいけません。
肌のターンオーバーをしている証であり、回復をしている証拠になります。
むいてしまうとそこから炎症を起こすこともありますので、自然に剥がれるまで待ってください。
日焼けによってトラブルが起きたときに起こしやすい行為になりますので、「潰さない!皮をはがさない!」ことを守りましょう。
水ぶくれから皮むけまでの期間に控えてほしいこと
顔であればメイクは避けましょう。
水ぶくれを刺激してしまう可能性があり、特に肌が露出しているとそこは感染しやすい場所になります。
日焼け止めクリームも同様で、刺激を与えることになりますので服や帽子などでカバーしてください。
顔は特に注意してほしい
特に日焼けによる水ぶくれが顔に起きた時は、ケアに気をつけましょう。間違った対処をすると跡が残る可能性があります。
よくあるのはきゅうりパックになりますが、こちらはメラニンを増殖させて日焼けを増進させるともいわれています。
ソラレンという光に反応する物質が果実や野菜には多く含まれていることもあるので、民間療法は避けましょう。顔だからこそ気をつけましょう。
予防にも関心を持とう
紫外線による水ぶくれを予防するには、日焼け止めが大きな効果を持ちます。水や汗で落ちにくいクリームもあります。また定期的に塗り直すのも効果的です。
強烈な紫外線を長時間浴びる可能性があるときは予防を徹底しましょう。
たとえ水ぶくれができなかったとしても、日焼けはしてしまうので紫外線を浴びた後はスキンケアで保湿を補いましょう。