化粧下地と日焼け止めは両方使った方が良い?100倍得する使い方
2018.11.24
化粧下地と日焼け止め、両方の役割をしっかりご存知でしょうか?
また、化粧下地を塗っている人の中には、日焼け止めは必要ないのではないかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、化粧下地と日焼け止めの両方の役割から塗り方・塗る順番などについて紹介します。
化粧下地と日焼け止めは両方塗る?
女性の多くの方がメイクをするときに、化粧下地と日焼け止めは両方塗った方がいいのかと一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
美容家やメイクのプロによる両方塗るのが理想的という意見やどちらか1つでも大丈夫という意見もあります。
化粧下地と日焼け止めどっちもそれぞれの役割があります。
それぞれの役割をしっかりと理解することで、どのようにメイクしていけばいいのかわかってきます。
ただ、肌質も使っている商品も全員が同じではないので“こうした方がいい!”というルールや決まりごとはないので、目安として目的に合わせて利用してみてくださいね。
化粧下地の役割
化粧下地の役割は、ファンデーションのノリを良くすることです。
下地を塗らずにメイクをすると肌に凸凹を作ってしまったりとノリが悪くなることがあると思います。
また、その外にも、肌の乾燥を予防したり外的刺激から肌を守る働きもあります。
さらに、ファンデーションが毛穴に詰まってしまうのを防ぐ働きもしてくれるので、メイクの必需品とも言えます。
最近では、化粧下地にもPAやSPFなどが配合された日焼け止め効果のあるものもあります。
日焼け止めほどの効果はありませんが、屋外へ長時間でることが少ないような方であれば化粧下地だけでも十分です。
日焼け止め
日焼け止めの役割は、とにかく紫外線から肌を守ることです。
特に野外で活動することが多いような方は、SPFやPAの強いものを使うことでしっかりと紫外線対策ができます。
日焼けはメラニンを生成してしまい、肌の黒ずみや、シミやしわ、そばかすの原因ともなります。
最近の日焼け止めには、ベージュなどの色が付いたものもあるので肌を綺麗に見せる効果もあります。
化粧下地ほどの効果は期待できませんが、紫外線から肌を守りながら顔色補正にも使うことができます。
肌老化の原因の約80%は紫外線と言われているので季節に関係なく年間を通して日焼け止めを塗る方も多くいです。
日焼け止めと化粧下地の塗る順番
日焼け止めと化粧下地を塗る際、順番を気にせず適当に塗っている方も多いのではないでしょうか。
実はこの両方を使う際には、適切な順番とその理由があります。
正しい塗り方のコツ・順番は、「先:日焼け止め ⇒ 後:化粧下地」です。
洗顔後に化粧水などでしっかりと肌をケアした後に日焼け止めを塗り、しっかりと肌に馴染んでから化粧下地を塗ります。
この順番で塗ることで肌が乾燥せずにしっかりと馴染むのでおすすめです。
化粧下地と日焼け止めを両方使うメリット・デメリット
紫外線から肌をしっかりと守りながら綺麗にメイクするには化粧下地と日焼け止めを両方使う必要があります。
この2種類を使い続けた際のメリットとデメリットはあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
両方使うメリット
日焼け止めと化粧下地を両方使うメリットは、紫外線を予防するのに高い効果が期待できることです。
また、日焼け止めを塗った後に良くある白浮きもカバーすることができます。
これだけでも十分にメリットですが、保湿の力の高い化粧下地を併用することで、肌の大敵ともいえる乾燥を予防することもできるので両方使うのがオススメです。
両方使うデメリット
女性にうれしいメリットが多い反面、両方使うからこそのデメリットも存在します。
まず、第一に挙げられるのが、化粧が崩れた際のメイク直しが面倒な点です。
片方だけでも面倒ですが両方塗り直すとなるととても面倒ですね。
他にも厚塗りになりすぎたり、メイクが崩れそうに感じたりといったデメリットを感じる場合もあります。
特に、日差しの強い夏は化粧品をたくさん塗って美白を守りたいとは思う一方、長時間外にいることで化粧が汗で崩れ落ちてべとべとになるもの嫌ですね。
日焼け止めと化粧下地の塗り直し方
絶対に肌を焼きたくない、日焼けしたくない、という方で外出する機会の多い方は、日焼け止めクリームを2~3時間置きに塗りなおすのが良いとされています。
頻繁に塗りなおしている時間が無い方も多いとは思いますが、肌を守るためにもしっかりと塗り直しするようにして下さい。
日焼け止めと化粧下地の塗り直し手順は、
- コットンに乳液を馴染ませる
- アイメイク以外をメイクオフする
- メイクオフした場所に「日焼け止め⇒化粧下地」の順で塗る
- ファンデーションを塗りパウダーで仕上げる
乳液でメイクオフすることで肌がしっかりと保湿されるので乾燥も予防できます。
面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば短時間で塗り直しができるので、紫外線から肌を守りたい!という方は実践してみてくださいね。
日焼け止めと化粧下地を重ね塗りすれば最強?
よくある間違いではありますが、日焼け止めのSPFは何種類かつけると強化できるのでは?と考えている方がいらっしゃいます。
例えば、SPF20のものを2つ使ってもSPF20のままです。SPF10とSPF20を使ってもSPF30になることはなく、効果の高い方SPF20のままです。
そのため、日焼け止めと化粧下地を何度も重ね塗りしたとしても日焼け対策として最強になるということはありません。
日焼け止めと化粧下地を上手に塗る3つのポイント
日焼け止めと化粧下地を両方使ったベースメイクは化粧が崩れやすくなるので慣れるまでは大変と感じるかもしれません。
しかし、3つのポイント、基本をしっかりと抑えておけば悩むことは少なくなるはずです。
- 両方ともしっかりと馴染ませる
- 皮脂対策が重要
- 油分が少ないものでスキンケア
両方ともしっかりと馴染ませる
日焼け止めを塗った直後に化粧下地を塗るのは避けるようにしましょう。
乾いていない状態で次を重ねるのは成分が混ざり合ってしまうのでそれぞれの役割・効果を発揮することができなくなってしまいます。
特に日焼け止めは、たっぷりと肌に使用しないと十分な紫外線カット効果を得ることができないので注意するようにしましょう。
時間が無い場合は、ティッシュなどで軽くオフしましょう。
皮脂対策が重要
顔は皮脂分泌が多い部位。とくに、Tゾーンや鼻の頭は皮脂分泌が多く時間の経過とともに化粧崩れを起こしやすい場所です。
そのため、せっかく塗った日焼け止めや化粧下地を皮脂と一緒に落としてしまわないように、皮脂吸収パウダーなどが配合された化粧下地をなどを使うようにしましょう。
油分が少ないものでスキンケア
日焼け止めクリームや化粧下地は、スキンケア以上に紫外線吸収剤やポリマー、ジメチコンなどのシリコン系成分が多く配合されたタイプが多いです。
そのため、顔がテカテカになりやすいので、スキンケアは油分が少ないものを使うようにしましょう。
そうすることでメイクした際におこるテカリを防ぐことができます。
化粧下地と日焼け止めのまとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、化粧下地と日焼け止めの両方の役割から塗り方・塗る順番などについて紹介してきました。
化粧下地と日焼け止めどちらもそれぞれの役割があるので、それを理解し両方塗ることでそれぞれのメリットを感じることができるはずです。
綺麗なメイクを保ちながら紫外線から肌を守りましょう。