日焼けをすると湿疹が出る?原因と対処法を公開
2018.05.06
日焼けをしても時間の経過とともに落ち着く場合がほとんどですが、中には湿疹ができてしまう人もいるようです。
実は、湿疹と日焼けは関係があります。なぜ湿疹はできてしまうのでしょうか?
今回はその原因と対処法をご紹介して行きたいと思います。
湿疹が出来やすい人のタイプについて
湿疹ができやすい人とはどのような人なのでしょうか?
敏感肌やアレルギー体質の人に出来やすい
もともと肌が弱く、かぶれやすい人やアレルギー体質の人に多く出来やすいと言われています。また、もともと肌は強い方でも免疫力が落ちている場合などは湿疹ができやすいと言われています。
日焼けと湿疹の関係って?
日焼けと湿疹にはどういう関係があるのでしょうか?
日光過敏症
日光に過敏な状態をさします。もともと、紫外線に当たっても湿疹が出なかった人も内服している薬が日光を浴びることで皮膚症状を引き起こすケースもありますし、普段日光に当たる機会のない人が長時間日光に当たることで引き起こすケースもあります。
日焼け後の湿疹の症状
日光に当たった部位にポツポツと湿疹ができます。ポイントは「日光に当たった部位のみ」という点になります。そこから、水ぶくれのようにじくじくとしたものに変わりひいていくのが特徴です。
放っておいてよくなるケースもあれば外用薬を塗らないとよくならないケースまで様々です。
日焼けによる湿疹の対策
湿疹への対策としてどのようなものをとればよいでしょうか?
先ずは正しい生活習慣を身につける
仕事が忙しく不規則な生活をしている方も多いと思いますが、バランスの良い食事と十分な睡眠をとり免疫力を落とさないようにすることが重要です。
アレルギーや外からの刺激に対して今まで症状が出なかった人が不調を訴える場合、その大半は”免疫力の低下”が関係しています。
特に紫外線は目に見えないので、どの程度の影響を体に与えているのか測ることができません。日頃から免疫力をあげ体調を整えておく必要があります。
日焼け対策をしっかりとする
紫外線が多いとされているのは6〜8月と言われていますが、実は寒い冬場でも強い紫外線が降り注いでいます。そのため、外出する時は一年を通して露出の多い服装はなるべく避ける工夫が必要です。
また、室内にいても外からの紫外線に反応し、発症するケースもあるので要注意です。その他にも、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を使うなどの工夫をしてみましょう。
皮膚科を受診する
湿疹を掻き壊してしまうと症状が広がり悪化してしまうため治りにくくなります。悪化する前に医療機関を受診しましょう。
日焼けと湿疹の原因と対処法まとめ
見えない紫外線だからこそ、しっかりと予防をしないといけません。一度日焼けをして炎症を起こしてしまうと治るまで時間がかかってしまいます。日頃からの対策を心がけましょう。